フリードマン曲線は当たらない?
<<助産学の基本を振り返ろう>>
🤔フリードマン曲線は当たらない?🤔
おはようございます☀️
今日は土曜日ですね。皆さんお仕事の方もお休みの方もいらっしゃると思います。
夏本番でとても暑い毎日なので皆さん水分補給とミネラル補給を気をつけながら今日も一日乗り切りましょう✨
今日は助産師さんの誰もが疑問に思ったことがあるであろう、あの件に関してのコラムです。
是非通勤途中や育児の片手間で覗いていただけると幸いです☺️
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フリードマン曲線は当たらない?🤔
まずは、今日の質問はこちら
Q:フリードマン曲線において初産婦の潜伏期は子宮口開大約何cmまで?
A:2.5cmまでである。
フリードマン曲線によると2.5cmを超える頃には熟化も進行し、加速期に入るとされています。
フリードマン曲線は私の助産学生の時も臨床の時にも分娩予測の際沢山お世話になりました。
ただ、実際に臨床で働いていると
フリードマン曲線が当たらない?という疑問が生まれました。
その件に関して色々な研究がされていますが、1つの原因としては分娩開始の兆候は母親の感覚に委ねられていて曖昧である事が大きいのではないか。
という見解が出ています。
確かに、そうかもしれないと思いました。
分娩開始兆候の定義は周期が1時間に6回以上もしくは10分以内の規則的な陣痛になったときです。
分娩監視装置をつけているのであれば客観的な判断も可能ですが、自宅にいるお母さん達の自覚に判断していただいているためそこの客観的な判断はどうしても難しいのが現状だと思います。
フリードマン曲線は元々膨大な正常分娩のデータから作成されているものなので、
あくまでも正常分娩の指標として、参考にしつつ、
やはりお産はその人その人によって変わってくるもの。
助産師として毎日患者さんと向き合う中で日々アップデートしていけるといいなぁと思っております。
次回はフリードマン曲線と合わせて思い出したい、ビジョップスコアに関してお届けしたいと思います。
では、皆さん良い一日を💓
Have a nice day!💓